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2017年11月18日20時44分
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レオン捕虜5 (3/3)

2009年03月28日15時20分
エレレオ捕虜パロ
5話-3/3
  2-12-2  3-13-2  3.5
4-14-2  5-15-2

R-18、レオン捕虜。陰鬱θ。エレフいません。
基本勢い任せ執筆。誤字等あればご指摘下さい。

本文は続きを読むでどうぞ





5(3/3)





 不快な水音と嬌声が響く。
 これまでの行為に快感が無いわけではない。慣らされた身体は自然に応え、張りつめていく。頭の隅で更なる刺激と解放を求めたくなる衝動を必死で押し込め、絶対な拒絶の意を見せる。
 だが今ではそれも赦されない。
 拒絶が意味する処は、死。
 それが私のものであればどれほど楽であったか。
 苦しい、苦しい。苦しい!
 既に数度果て、意識は朦朧とする。異物感に押し寄せる吐き気を抑えながら、咥え、体を揺さぶられ、自らの行動を促され、言われるままに腰を振る。
「おいおい、ちゃんとしてくれねぇと、・・・なぁ?」
 不意に歯が当たれば、手が止まれば、すぐに殴られ、ワザとらしく視線をカストルへと向ける。
「陛下、お止め下さい!! 私の事など気にすることはありません…!陛下ッ!!!」
 悲痛な叫びが聞こえる。悲しむ顔が見える。
 すまない、それでも私は辞めるわけにはいかないのだ。
「ぁ、は…、んっ…ぁ、あ、あ…ッ!」
「ほら、手と口が留守になってんぜ?なぁっ?」
「が、ぁ…ん、ふ…ぅ、ンン…、ん…ぁあっ…」
 痛いし気持ち悪い。気持ち悪いのに気持ちよさが。しかし快感はけして快楽ではない。
 でも、あと一つ、枷をはずしてしまえばいいのだろうか?そうすれば楽になれる?
 もう 、 なんでも  、

「そうだ。 おい、てめぇら止めろ」
「…っ、ん…何だよ、折角いい処だってーのに」
 突然の中断により、ギリギリの処で意識は保たれる。しかし囲む男どもが離れ体は自由になったというのに全く動けない。
 何を、するのだろう?
 ぼうとする。肩で息を吐きながら、目の前の情景をただ見ていた。
「おい、お前。」
「…、何だ。」
 看守はカストルへと向き直る。怒りと、それと、複雑に交じり合った感情を殺しきれずに眉をひそめカストルは男を見上げる。
 男はさもおかしそうに肩を震わせ笑い、周りの別の男達も首をかしげた。
「…あぁ、悪いな」
 周囲の怪訝な様子に気がついたのか、込み上げる笑いを抑える為と言うように少し間を置き、すぅと息を一吸い、
 そして、口を開く。
「あんたの大切な王様を、あんた自身の手で気持ちよくしてやれよ?」
 瞬間、静寂。
 直後、徐々に広がりゆく笑い声。
 その手があったか、おいおい正気かよ?、おもしれぇ、
 次々と賞賛の声が上がりゆく。
「んな…ッ」
 カストルが異論の声をあげようとするも、二の句が継げぬまま狼狽した様子で私に視線を送り、目が合う。
 いや、正確にはあっていない。
 彼は私の目を見た。
 私は虚空を見た。
 依然、疲弊しきった私は状況判断が追い付かず、ただ目の前で繰り広げられる行動を見つめていた。
「ほらよ、」
「…ッ!…、…陛下…」
 両の手を縛る縄より解放されカストルは背を蹴られ、私の前へと押し出される。
 しかし切っ先は常に彼の後ろへ付き纏い、その行動を制限する。
「か…すと…る…?」
 徐々に散りばめられた情報の欠片が繋がり出す。
 私と彼の置かれた状況を、
「さぁ、楽しませてくれよ?」
 彼等の使い捨ての玩具の様に成り果てた私達を、
「…やめ、ろ…。お前がそうする必要は…、お前一人なら、逃げることも…」
「陛下こそ私一人の為に其処までされる必要は、ありません。」
 自分の発する言葉もろくに理解できずにいる私に対し、はっきりとした彼の返答。
 その目に宿る凛とした意志の意味する処は?考えが及ばない。それでも、全身に纏わりつく空気はやけに冷たく、強張り、良くない事が起きるのではと予感。
 彼の手がそっと伸ばされる。その手は私の頬を撫で、温もりが伝わる。
 嗚呼、懐かしい。私にとって理想の父親像はカストルだった。強く逞しく厳しく、そして優しくて。
「陛下」
 すぅ、と深呼吸一つ、その口を開き

「私が陛下の枷となっているのならば、私はその枷を取り払いましょう」
 優しい優しい笑顔と決意を秘めた瞳で、彼は言った。


 それはとても速く、男共も予想だにせず最初の一手が遅れる。
「っんな!?」
 背中に突きつけられた剣をしなやかに受け流し、身を翻す。
 男が気づいた時には手中に剣は無し。
「てめぇら、かかれ!!」
 リーダー格の男は慌て号令を出す。
 一歩後ろに下がり鑑賞に徹していた男共はしどろもどろといった様子に剣を構え、しかしそれはとても遅い。
 いや、第三者が観測する事実としては一瞬のことだっただろう。
 しかしその場にいる彼らにとっての感覚ではとても長い時間。
 そして、私と、彼にとっては、更に凝縮された時の中で
「陛下」
 看守の男から奪った剣を手に、カストルは振り返る。
「カストル…!」
 逃げろ、そうだ、お前の腕ならばこの状況を回避するなど容易い、だから―

 ―星は我らに神託を齎す。
 ―その道筋は片道通行
 ―我らが星に願いをかけようとも、

 ―届かない。


「申し訳ございません」
 優しく穏やかで、哀しそうな憂いを秘めた、その言葉。

 閃光、
 そして、視界を赤が埋め尽くした。


***


 剣を構えた男が四人、素手で立ち往生する男が一人、横たわる身体が一つ。
 それが私の視界が捕えた景色の内包物だった。
「………」
 誰もが口を閉ざしたまま動かない。
 誰もが事象に対する情報処理が追い付かない。
 いち早く、事象のパズルを組み立てたのは、奇しくも私。
「…カ…ス、ト………」
 視界の焦点が一点に定まる。
 横たわる身体。
 周りを覆い尽くす、赤。
 それは紛れもない、屍体。
「カストルッッ!!!」
 飛び出すようにそのからだへ縋り寄る。立ち上がり一歩踏み出した瞬間、地がぬめって転ぶようにして、辿りつく。
 足もとに広がる赤、彼の半身を塗りつぶす赤、私へと降り注いだ赤
 それは、紛れもなく
「こいつ…馬鹿、か…?」
「な、あ…はは、…最高じゃねぇか…!」
「はは、ははは…!ちげぇねぇ!ハハっ!」
 続けて男共も再び時を刻み始める。口々に繰られる言葉は、嘲りの言葉。
 誰も彼も、彼の無念を、無碍にする。
「カストル、カストル、カストル!!!」
 ひたすら名を呼び、体を揺さぶり続ける。冷えていく、暖かな赤が抜け落ちた躯はただただ冷えていく。
 視界が滲み、嗚咽が漏れ
「は…っ、よかったなじゃねぇか王様よぉ?あんた相当愛されてんじゃねぇか」
「…っ、」
 男の言葉にはっとする。
 そうだ、彼は、私のために、
 彼を思うことにより自由を奪われた私を解放するために
 臣下一人守り抜く事すら出来ぬ私のために
 ただ、それだけの為に、自らの命を、捨てた…!
 最早何の力もなく、この様な奴隷上がりの下卑た男どもの玩具と化した私などの為だけに。
「う…ぁ…あ、……ああ…ぁあァぁ…っ」

 あと一つ、枷をはずしてしまえば、そうすれば
―その枷を取り払いましょう

 楽に、なれる。

「ぁ、ぁぁあああああああッッッ!!!!」

 絶叫は石造りの部屋に木霊し、私の世界は色彩を失った。

 

***

 

 淫らな水音と艶かしい嬌声が響く。
「…ハ、ぁ…、」
 ゆっくりと腰をおろせば深く突き刺さり背筋が痺れる。
「く…、ふっ、そうだ、…さぁ、次はどうするんだ?」
 男の問いかけは号令。
「…ん…く、っんふ…ぁ…」
 傀儡と化した体は反射的に揺れ。
「そうだ…そのまま……、…言わなくてもわかってるな?」
「は、い…。」
 自らの動きで快感を探る。
 中心部から広がっていく快楽に身を委ね、抑えることのない喘ぎ声が漏れる。
「ほらよ」
 隣に立つ男がそそり立つものを頬に押し寄せれば、それを手に取り、口へと運ぶ。
 呼吸の手段が減少し、息苦しさを覚えるが、構わない。
 上からも下からも、深く咥えたものは、奥を突いてくる。
「ンン、ぁ、あ…」
 息が荒くなる、顔が紅潮する。頭が白み、押し寄せる、訪れる、もうすぐ、
「まだイくんじゃねェ」
「っ、ぁ、も、…ん、ンンッ!」
 頭を抑えつけられ、喉を犯される。熱いものが放たれ、塞がれた口は当然のようにそれを飲干した。
 味などしない。それはただ与えられるもの。飲めと教えられたからそうするだけ。
 少し息が苦しいけど、飲み込まなければもっと苦しい。
 いたいのは、あまりすきじゃない。
 それに
「ククク…、ほら、お前もイきたいんだったな?」
「ぁ、は、…ぃ…っ、ん、!」
 耐えかねて腰を揺らせばそれは引き抜かれてしまう。
 空虚な感覚に、物足りなさ。
「…ぁ……」
「"イかせて欲しい"んだろう?」
「…ぉ、おねが…ぃ、っし、ま…す…わたし、に…っ」
 はやく、はやくほしい。懇願する。
 にやにやと男は楽しそうに私を見る。その意味はよくわからない。
「くだ、さ…ッッッぁあんンッ!!」
 言い切る前に勢いよく挿しこまれ、電流が全身を駆け巡る。
「はっは!偉い偉い!ほらよ、ちゃんと全部飲めよ?」
「あっ、あ、ゃ、はンっ、んぁ、ァ、ア、あぁああ…ッ!!」
 訪れる絶頂に白濁を吐き出し、そしてまた、白濁は中へも注がれる。
 ずるりと果てたそれを引き抜かれれば、支えを無くした身体は弛緩し地に投げ出された。

 嗚呼、おちていく、おちてゆく
「にしても、こんなんにして良かったのか?」
「何を今更。問題ねぇだろ、アメティストス様には"生かす"様にしか言われてねぇんだ」
「ははっ、そりゃちげぇねぇな」
 生と呼べなどしない生は続いていく
「おい、あいたか?」
「あ?おお。またせた」
 あ、もう。
「よし、次は俺の相手をしてくれよ?」
 つかれたな、からだもうごかない。
 けだるいし、きもちいいし。
 でも、たのまれたから

「…は…い…」

 口の端を吊り上げ目じりを下げて、 "えがお" で答えた。







続く

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